アライアンス・アライブ 感想4

~途中からずっとレイチェルのターン~

11章~13章

11章

(自称)平凡で臆病で単純な術士、ジーンと、かわいい傭兵、レイチェルが登場。

ジーンはレイチェルを雑に扱います。ところが、レイチェルは全くめげません。
強いぞレイチェル。
言葉の端々に、2人の「慣れている感じ」が出ています。
ジーンとレイチェルは、これで良いのでしょうね。

13章

ジーンは口がうまく、基本的に丁寧語で話します。
けれども、たまに丁寧語でなくなり、「です」「ます」が取れるのが面白いです。
感情が言葉に乗ると「です」「ます」無しになるのでしょうか。
大事なことは「です」「ます」無しで語るのでしょうか。

さて、スヴァルナの酒場の前では、もめごとを止めるかどうかの選択肢が出ます。

ここは、放っておきたくありません。
むしろ、せっかく訪れた恩返しの機会です。

…考えてみると、恩があるのは天命のふたりであって、ジーンとレイチェルは恩も何もない。
しかし、辛いときに助けてくれた2人へ感謝を伝える機会ができたようでうれしかったのです。

ジーンは、“面倒なこと”になる、と言っていましたが、全然構いません。
いいよいいよ、面倒ごとカモーン!と、
選択肢の「妖魔たちを止める」にカーソルが合っていることを確認し、軽やかにAボタンをプッシュ。

その後、ジーンの予告通り“面倒なこと”になります。
面倒以上に切なかった…。

…いうことを聞かなくてごめんなさい、ジーン。
でも後悔はしてない。してないよ!切ないだけで!

それにしても、今のところ、ジーンの真意が見えません。
自分の真意は見せないにもかかわらず、グロッサやレイチェルの考えや覚悟を試すようなことを、
彼は言いますよね。
彼が本当は何をしたいのか、何を考えているのか謎です。
しかも、「何か大きな狙いがある匂い」だけはします。

そんなジーンに気をもむ一方、レイチェルはジーンを巻き込んで、
「ココでこうして欲しい」という私の気持ちに、ぴたりと寄り添った言動をしてくれます。
レイチェルがいてくれて良かった…!!!!

バダの手柄にあやかりにきたのか?と言う、妖魔の館前にいる妖魔へ、
べーー、だ!
と舌を出したのは、良くやってくれた!とスカッとしましたよ。

行動に迷いやためらいを見せず、自分の気持ちに素直なレイチェルは、見ていて気分爽快です。
好きだー!!!レイチェルーー!!!!

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